本当にどうでも良い話なのだが
アメリカの取引先に
こんなブランドがある。
彼らとはもうかれこれ20年になろうか?
ウール100%で編んでいる。
ちょっと不思議な形
指が使いたきゃミトンを外して
寒けりゃ
ミトンをカバーにする。
鹿皮を張ったものや
インサイドにシンサレートを入れたもの。
極寒でも使用可能なもの。
もちろん5本指のものもある。
彼らはたまに生産が遅くなるので
理解して欲しいなどの
メールが来ることがたまにある。
彼らの創業は1946年だから75歳
後期高齢者になる。
さてなぜ納品がおくれるのか
きいてみると
とてもすごい
回答がくる。
ようく話を聞いてみると
現在の生産に関して
熟練の職人が減って
予定の生産になかなかならないとのこと。
そりゃあそうだろう。
75年もやってりゃ
そんなことは起きて当たり前だ。
ベテランとはいっても歳をとれば
仕事も遅くなるだろうし
突然病気などでリタイアもするだろう。
そしてさらによく聞いてみると
そんな話では無くて
最近の若い奴らの仕事が気に入らないらしく
教育に専念していて
トレーニングさせているらしい。
合格点を与えれるまで
生産をストップして
指導して先輩達がOK出すまで
次の生産はストップらしい。