海とトラディショナルを愛する人々に
伝えたいオールドセイラーズストーリー
仕事場から約一時間
北に車で走るとニューベリーポートと
ロックポートの古い港町がある。
その港とボストンを二時間
南下すると
JFKが愛したケープコッドの街がある。
そんな東海岸の古い町並みから
マーベリックエドヤーズを作り上げ
THE OLD SAILOR’S
ブランドを作り上げた。
だれにでも愛されることを望まず
海を好きな方に愛されたい
それがオールドセイラーズの不器用なテーマである。
ここに初めて
オールドセイラーズのストーリーを
書き込むことにした。
1849年
マサチューセッツ州ファルマスにて鋳造会社を営む
マーベリックジェームスエドヤーズ19歳の夏である。
鋳造会社とはいっても一人で型を作り
鉄工会社に依頼してアンカー製造
のみおこなう小さな会社であった。
マーべリックが作る錨はユニークなものが
多くたちまちその噂はひろまり
5年後には職人を50名率いる地元では
有名な鋳造会社に成長する。
マーべリックは熱心なカトリック信者でもあり
神の教えと野外活動を通じて
正義感のある健全な
青少年を育成することを
夢見るのであった。
子供のころに両親をなくし爺さんの
友人のポールカーターの
鉄工所で働き始めるが
酒とたばこと喧嘩に明け暮れる。
満足な教育も受けずに勝手気ままに遊び続けた
少年時代にある神父さんと出会い
神と宇宙についてとかれ清き心と勇気を持ち続ければ
人はみな天に導かれることを悟るのである。
お前を残し神に召されていった
家族達が天で
お前の行いを見届けている。
親が悲しむことはやめなさいと
説かれるのである。
神父さんのその一言でマーベリックは
目をさました。
いつか大人になったら金を稼いで
世のために奉仕することを誓い
50歳までには他国を訪れ
野外教育と慈悲心を伝える
伝道師になることを決めるのである。
続く