Eddy Handbook

エディだぜ。おいらの日頃感じてることなどとくに意味なく書いてます。

素敵な男の話

一度は耳にしたことがあるだろう

白石康次郎という名前

バンデグローグという世界で最も過酷なヨットレース

フランスをスタートして世界一周を回り

戻ってくる

しかも一人で

一度も寄港せずたった一人で約90日かけて

このヨットレースに出場できることですら凄いことであって

世界の一流ヨットマンにはいろんなスポンサーがついたりして

冒険者にたいして注目する。

日本では全く逆である。

この白石康次郎という男は少年時代に多田雄幸に憧れ弟子入りした。

多田雄幸とはアラウンドアローンというヨットレースで優勝したおっさんである。

白石康次郎がまだ水産高校の生徒時代にあこがれのヨット親父に電話帳で番号を調べて

強引に押しかけ弟子入りしたのだ。

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とにかく純粋で嫌みのない素敵な男なのだ。

今回は二度目の挑戦で見事ゴールできた。

アジアで初めてのバンデグローブに参加してゴールできた男として海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)を受賞した。

 

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よくありがちな偉ぶる人が多いこの世界、わたしはどこどこのレースに出てました。

私は世界的有名なになにに出てました。

すると寄ってたかってみんなも崇拝してさらに悪い環境を作り上げる

他の競技にもありがちな典型的な古き体質のスポーツ

その程度の集まりの団体なのだが、彼は全く違う。

彼のことをとやかく言うかたもいまだにいる。

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素直におめでとうとは言えばよいのに

彼はまったく今までの日本のヨットマンとは逆の人間

ことをなす人はとにかく違うのだ。

とにかく爽やかだしおごりがない。謙虚である。

しかも楽しい、イケメン、真っすぐで正直で常に前を向いている。

 

彼が今後ヨット以外でも教育の世界で活躍をしてほしいと願うのはおいらだけだろうか?

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横浜ベイサイドマリーナにて 8年ほど前のワンシーン