ハーリー王子はトミーに気が付かれないように
そおっと後をつけました
トミーのお家は古くてボロボロの小さな家でした。
部屋の奥にはトミーのお父さんが足に包帯を巻き横になってました
そしてその横に重なるように
顔色の悪いお母さんが横になってました。

とても元気とは言えない顔のトミーは
夕飯を作りに一生懸命
料理をしながら
洗濯もして
マイクの面倒も見るのです
ハーリー王子はとても辛い気持ちになりました
同じ子供がこんなに苦労をしている
まだまだ子供のトミーは
朝早く起きて石割り場に行き
砂利集めもしてるのです。
ハーリー王子は急いで帰りました
あまり遅くなるとカンナさんに厳しく注意を受けます

食事を終えて
ベッドに入ると
トミーのことを思い出します
トミーは同じ歳で家族のために働いている
僕は身の回りのことはカンナさんがやってくれている
自立していない自分が情けなくなり
恥ずかしくなりました。
僕にできることはなんだろう
何ができるのだろう?
悩み抜いて考えた結果
朝の食事を抜くことを決めました
トミーは家族のために
仕事をしてろくにまともに食事もしてないだろう?
だから僕もせめて
朝ごはんだけでも抜いてみようと考えたのです