かれこれかなり前になるがアメリカの知人がシーズンチケットがあるから
フェンウェイに行こうという話になった。
フェンウェイとはボストンのボールパークのこと。
いわゆる
野球場だ。
その頃はまだボストンエリアにいなくて二時間以上かけてフェンウェイまでやってきた。
とにかく驚きなのは、日本とまったく見方が違うこと。
応援団がドンチャンドンチャンやらずに
一球一球ピッチャーが投げキャッチングするまで
誰一人騒がないのだ。
キャッチングしたミットのパチーンと鳴り響く音がシーンとした
場内に響くのだ。
その瞬間、ど真ん中にボールが決まると
歓声がウォーと鳴り響く
全く野球の見方、とらえ方が違う。
そもそも試合前の国歌では全員が起立、脱帽で愛国の誓いをする。
最近は人種問題などがあり
片膝をつく光景も見られるが
基本的には国歌、国旗、愛国がアメリカのスタイルなのだ。
はたして日本ではどうであろうか?
アメリカでは町内会の草野球でも国旗をたて
国歌を斉唱する。
そんなスタイルでの野球はやはりベースボールであった。
最近松坂が引退したがまだ彼がここに来る前の話である。
アメリカ人はジャンクフードでヒップホップののりでチャラチャラしてそうだけれども
TPOはわきまえることができるし
それを教える大人たちもいる。
まだコロナ過の中なのに意味なく路上で酒飲み天照大御神の国でありながら
ハロウィンでバカ騒ぎをする若者(馬鹿者)とは社会の仕組みと
躾が違うのだ。
アメリカがすべてではないけれど
マナーを教育できる大人が日本には少なくなっていると思う。
今はアメリカも人種隔離法がないけれど
日本にはアメリカと違った意味で人種隔離法が必要なのではなかろうか?
渋谷でバカ騒ぎのハロウィン兄ちゃん、姉ちゃん、君たちに弟や妹が
それを見て真似をしたいと思うのか考えてもらいたい。