Eddy Handbook

エディだぜ。おいらの日頃感じてることなどとくに意味なく書いてます。

アメカジの基本は?

おいらがチビだった頃

すでにアメリカのファッションはかなり

紹介されていた

 

アイビーファッションなるものが

銀座界隈では若者達に崇拝されていたようだ

まだ学生服とスーツしかない時に

当時の大学生はアメリカ大統領に

憧れていた

 

f:id:TsB:20240802194933j:image

 

若者達が憧れるような情報を日本初のファッションメンズ雑誌が

紹介していた

アメリカ人の若者のライフスタイルと

着こなしを雑誌が服飾メーカーとコラボして

紹介していた

 

そんな情報をおいらはもちろん知らなかったし

そもそも鼻垂らして

飛行機をとばしていた小学生低学年?

一年生か二年生のころ

 

f:id:TsB:20240802143814j:image

 

おいらの趣味は

飛行機飛ばしと

虫取り

凧揚げも達人だった‼️

 

おいらはかなりの達人で

狙った蝶々は確実にゲットした

後の魚釣りにつながるのだ

 

服と言えば唯一

Gマークつきのセーターがお気に入りだった

GはジャイアンツのG

 

王、長嶋

巨人、大鵬、卵焼き

そんな言葉が流行りの時代だったのだ

 

そんな頃にアメリカのファッションなどに興味はなく

怪獣映画はおいらが地球防衛軍に入るために

不可欠であった

 

f:id:TsB:20240803111712j:image

 

どういうわけか

怪獣映画と若大将シリーズ

 

こんな人は誰?

そんな感じだった

 

f:id:TsB:20240802144529j:image

 

エレキの若大将

この映画は何度もみた

だって怪獣映画の二本立てだったから

叔父が大学時代、暇つぶしの若大将シリーズ

おいらは仕方なく付き合っていたが

なんと大好きな怪獣映画もみれたのだ

 

当時のテレビは娯楽の一番であったが

映画はまだまだ幅をきかしていた

 

銀幕スターと呼ばれていた

石原裕次郎さん、高倉健さん、赤木圭一郎さん

 

誰もがハリウッドを意識した時代

そんななかアメリカファッションは拍車をつけた

 

f:id:TsB:20240803064418j:image

 

おいらが4、5歳の頃の映画

大脱走のスティーブマックイーン

 

編み上げのサーヴィスシューズTYPEIII、カットオフのスエットシャツにバイク、トライアンフTR6

 

このおじさんからおいらは

数々のスタイルを後に学ぶのだ

 

f:id:TsB:20240803064837j:image

 

プルオーバーのボタンダウンに英国のジョンホワイトと見られるチャッカーブーツ

この時代のアイビースタイルの代表する

コーデだ

 

f:id:TsB:20240803065051j:image

 

ツイードのジャケットに赤のシェットランドウールのクルーネックに白のボタンダウン

やっぱりチャッカーを合わせている

この方がカッコ良いのは全て彼の体型に合わせてリメイクしていたからなのだ

 

f:id:TsB:20240803065429j:image

 

G9のアワードジャケットにカシミヤのVの中は

やはり白のボタンダウン

 

ティーブマックイーンというと

どこの日本のアメカジリメイクメーカーも口を揃えて彼を引き合いに出して

フライトジャケットやスエットにワークブーツを引き合いに出し

まるでこのスタイルを愛していたように語っている

 

ワーク、ミリタリーアメカジの教祖のように

表現しているが

話にならない‼️

嘘っぱちもいいところだ‼️

 

ファッションとしてはどっちも好きなおいらだが日本のアメカジメーカーの彼への捉え方だけは気に入らない‼️

 

日本のアメカジリメイクブランドが

勝手に作り上げた嘘っぱち表現としか思えない

 

あくまでも映画でのスタイルであることを

理解しなければならない。

 

彼の普段のスタイルはアメリカントラッドにあることを知らなければならない

アメカジの基本はアメトラニあり

あえて言うと、アメリカントラッドを基本から知らなければ

 

おしゃれは上達しないとも言っても過言ではない

 

f:id:TsB:20240803103537j:image

 

世界的有名な

JUNKO KOSHINO(小篠順子)

メンズファッションの菊池武夫

彼らもVANの紙袋を意味なくもって

銀座のみゆき通をたむろって

アイビースタイルにやられてた若者だったのだ

 

話は少し横道にそれたが

 

レッドウィングの875アイリッシュセッターを日本で初めてはいたと

言われているこのかたもどこかで

マックイーンを意識していたのではなかろうか

 

f:id:TsB:20240803070242j:image

 

やはりG9には白のボタンダウンらしい

 

健さんの一番弟子の小林稔侍さんが誕生日のプレゼントに何が欲しいと聞かれ

シャツが欲しいと聞くと

 

健さんは自らサンフランシスコまでとび

ブルックスブラザーズのボタンダウンのシャツを買ってすぐに帰国して渡した話は有名である

 

古今東西

映画から学ぶスタイルはおしゃれをまなぶ基本なのだ

 

f:id:TsB:20240803070826j:image

 

おいらが小学生だった頃の映画

ある愛の詩

ライアンオニールふんするオリバーは

ハーバード大学のアイスホッケー部のキャプテン

彼女役の

アリマッグローふんするジェニーはハーバードの敷地のとなりのラドクリフの女子大生

 

昔の雑誌では

男はハーバード

女はラドクリフと言われ

 

このスタイルはラルフローレンやアバークロンビーもかなりの影響を受けている

 

f:id:TsB:20240803071602j:image

 

おっとここではJFK を捉えている

そもそもケネディ大統領もハーバード出身なのだ

 

ある愛の詩

この映画を見るととにかく感動する

ストーリーよりもこの二人のファッションには驚く

是非見てほしい

おいらもこの映画をそんな感覚でみたのは

社会人になってからである

 

なんとこのアリマッグローは後に

ティーブマックイーンと結ばれるのである

 

アイビー役者はアイビー女優を愛するものなのか?

 

そんなおいらはファッションなどにはさほど

興味はなかったが、流行りにはそれなりに

気になってはいた

そんな頃

アメリカングラフティなどと言う

アメリカの昔の高校生を取り上げた映画がやってきた

 

f:id:TsB:20240803074042j:image

 

主人公が、確か高校を卒業して西から東の大学に行くまでの

一夜を映画にしたものだ

監督はジョージルーカス

 

なんと彼の子供時代の話らしい

とにかく何もかもがかっこよく

 

写真の男の子はボタンダウンに綿パンにオックスフォードのスニーカー

女の子は巻きスカートにレターカーデガンに

確か?

足元はサドルシューズだったような?

この写真は違うように見えるが?

 

このシーンは校則では禁止のチークのシーン

 

BGMは確かプラターズ

Smork gets in your eyes

煙が目に染みる

 

なにもかもが古き良きアメリカの時代

何もかもがかっこよかったのだ‼️

 

大きな車に大型犬に大きな冷蔵庫にフランクシナトラがおいらのアメリカのイメージ

 

この映画を見てアメリカ、ファッション、アメトラが大好きになってしまった

 

そんな時にオーバーラップするように

ある雑誌でこんなポスターを目にしたのだ

おいらが高校二年生の頃のはず

 

f:id:TsB:20240802144956j:image

 

よく見ると船の先に

誰かがいる

え〜

超カッコええ〜

バウ(船の先)に座ってる‼️

かっこえ〜‼️

 

f:id:TsB:20240803063538j:image

 

おいらはこれをみて

ヨットマン に憧れた

すっかり地球防衛軍のことも

でもどこかで警察官に憧れていたが

警察官よりもヨットマンに憧れるエディ少年であった

 

続く