なぜにBALLBANDなのか?
何故にBALLBANDはJACKIEとCHARLESなのか?
あなたは1940年代のアメリカを想像できますか?
子供から大人まで皆がゴム底を履き
ラジオから流れるメジャーリーグに夢中になった。
おいらが師と仰ぐ長嶋氏からBALLBANDの
ブランディングストーリーを依頼されたとき
おいらはUNITEDの空港ラウンジにいた。
ニューワーク発成田行きの便に乗り
いつもの前から二番目の通路席に座り
オレンジジュースを頼みヘッドホンをセットして
映画のメニューをリモコンで操作すると
画面にハリソンフォード演じるブランチリッキーが登場していた。
左がジャッキーロビンソン 右がブランチリッキー
おそらくこの名前は誰も知らず
野球好きの変態野郎でもなければわからないおっさんだ。
ジャッキーロビンソンもブランチリッキーも
知らなくても
ボールバンドスニーカーのことを知ってる方は
少しはいるはず
そう今はスニーカー女子にも知られてる
このモデルは16CARLES
何故にBALLBANDはジャッキーとチャールズなのか?
BALLBANDの復刻を聞いて
どんなネーミングにしようか
考えてた時に
映画42が始まった。
人種隔離法があった時代それはアメリカ野球界においても
同じであった。
今も残る偏見と差別、そんないくつもの困難を乗り越え
1947年4月15日黒人、ジャック・ルーズベルト・ロビンソンは
1884年のモーゼス・フリートウォーカー以来63年ぶりに
メジャーデビューした。
そして彼は迫害を乗り越えて
最高のプレーヤーとなった。
今ではメジャーリーガーで彼を尊敬しないものはいない。
かれはなにをやっても素晴らしかった。
陸上もフットボールもバスケットも勉学も
そして精神までも身につけたのだ。
そんな彼に誰もが憧れ尊敬した。
敵も味方も同じ背番号をつけて
白も黒もない
皆仲良しでスポーツを楽しむ
それがJACKIE と同じように誰にでも
愛されたい
そんな願いをこめて
ボールバンドスニーカーのハイカットを
彼を尊敬するあまりに彼の背番号と同じ
製品番号42として
JACKIEと名付けたのだ。
続く