泣けると言うよりも泣けた話
オイラは輸入業者で
系列の会社は小売りの会社
いわゆる別会社
オイラが昔からの知り合いで
小売会社の初代のお客様が
今月に結婚○○周年迎えた。
まあ、うちの会社のこと知ってれば
何年かはバレバレだが
何と一年前から娘さんから連絡があった。
子供達からパパとママにプレゼントをしたいから良いもので価値あるものをプレゼントしたいから
相談に乗って欲しいとのこと
海外には行けないし
リモートで対応できるもので考えなければならない。
最悪、うちの会社に関係なくても
何か探そうと考えていた。
この一年で何度もやりとりをしながら
ようやく、考えたものがこれだった。
これ実は簡単ではなくて
お揃いがかなり難しく
特にレディースの入荷が厳しかった。
特に小さいサイズはまず、英国にもない。
英国にないものが日本にはあるはずもなく
だけどどうしてもこれにしたかった
わけがある。
それは、オイラが大好きで
おいらも持ってるから。
説得力ないかな？
普段ビーサンしか履いてない？
いやまあ
そう言われると返す言葉が無いけど
靴は趣味なんだよ。
がははは
まあ、そんなおいらのことはいいんだけどよ。
とにかく同じ色で揃えたかった。
色違いでは嫌だった。
多分、本人達は色違いでも良かったかも？
だけどオイラは嫌だった。
馬鹿だから、かってにハードル上げて
サイズが無い。
どうしよう。
パパのはまあまあすんなり
そしてあんまり予算の負担はかけたく無いから
安く出してあげたい。
そんなことはまあ、無理は承知の介だったのだが
とにかくママのサイズが無い。
しかもこのママのサイズがとくに小さい
がははは
笑うしかなかった。
困った、どうしよう？
だけどやっぱり神様がいるんだよ。
なんとか間に合って
当日、てっきり娘さん達はママ達に話してたと思ったら
上手な嘘をついていた。
店に行って私(長女)の気になるものを
見てきて欲しいと頼まれたのこと。
しかもおいらも聞いていない。
てっきりパパ、ママは知ってると思い
声をかけたらいつもと同じ
え〜？
まさか、何も聞いてないのか？
え〜？
おいら、すげ〜役回りやばくね？
凄いシーンじゃねぇの？
このシーンやばくねぇ？
さりげなくパパとママに声かけて
聞いてみた。
今日何しにきたの？
え〜？
とくに？ぷら〜っと
○○からキャップを見てきてと頼まれて？
え〜
本当に何も聞いてないの？
オイラは何度も聞いた。
そうすると
聞いてないと言う。
その瞬間、オイラが先に泣いてしまって
感動のあまり
まともに話も出来なかった。
オイラが何で喜んで感動して！
お前、関係ないやろ？
お前、家族ちゃうやろ‼️
がははは
その通りだぜ
最高の幸せだった。
あの頃のことを思い出した。
長男の○○がよちよち歩いてた頃
○○ちゃんが生まれて
そして○○ちゃんも生まれて
みんな立派になって
とにかく
嬉しかった。
凄く幸せだった。
このことは隠しておこうと思ったが
書いてしまった。
九月は幸せな気分にしてくれる
神様に感謝
